ヴェネツィア・ムラーノ島滞在記 ハイアットセントリック ムラーノベニス【グローバリスト修行】

ヴェネツィアで唯一のハイアット名を関するホテル、ハイアットセントリック ムラーノ ベニスに宿泊しました。

 

鉄路で移動

世界一周航空券の旅行中であり、ミラノからヴェネツィアまでスターアライアンスでの移動は非合理的なので、鉄道での移動になります。

ミラノまでの移動はこちら。

mikulounge.hatenablog.com

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眠い目を擦りながら、ミラノ中央駅に向かいます。

眠気覚ましにエスプレッソを注文。まさにイタリアの特急に乗車するのでピッタリであります。と思いきや、店員さんのミスでマキアートに。お代はいいからこれ飲んじゃって!と陽気な対応をされ、まぁミルクも好きなので飲み干します。

8時15分のミラノ発、ヴェネツィア・サンタルチア駅行きのトレニタリアに乗車します。

ミラノからヴェネツィアまでは270kmほど、東京から浜松程度の距離です。Shinkansenな感覚で行くと1時間半ほどの気持ちでしたが、しっかり2時間半かかります。

 

 

欧米の中央駅は大体そうですが、豪勢な作りの駅を眺めつつミラノとお別れです。

途中何個か停車駅はありますが、基本的には小さい街で乗降もそんなになく、車内のほとんどの人たちがヴェネツィアまで乗車していました。

アルプスをバックに流れるヨーロッパの風景を眺めていたら、あっという間にヴェネツィアと本土を結ぶ橋に差し掛かります。

 

そして、画面上でよく見た景色の登場です。

天気も快晴であり、絶好の観光日和でした。

下車後、そそくさと水上バスの切符売り場へ。29歳以下は水上バス72時間券が27ユーロで購入できます。一回乗車が6ユーロでしたので、明らかにお得〜と即購入。列に並んでいると、前の方も後ろの方も日本語を喋っており、ディズニーシーかと錯覚してしまいそうです。

 

ムラーノ島

ムラーノ島は、リアルト橋やサンマルコ広場がある本島(?)から少し離れた場所にある島です。ムラーノガラスで、その名を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし水上バスに乗れば、サンタルチア駅からサンマルコ広場に行く労力と変わらずムラーノ島に到達できます。

Murano Museoという船着場で下船し、目の前はホテルという好立地であります。

 

ホテルに入ります。

ホテル内外の至るところにガラス細工があります。

フロントのお姉さんにパスポートを見せてチェックインをお願いすると、なんと帰ってきたのは日本語。ヴェネツィア大学で日本語を習っていたそうで、日本人に人気の観光地であることを再認識させられました。

 

デュープレックススイート

元々ただのキングのお部屋を予約しており、当時私はグローバリストに向けて修行中の身。ステータスはエクスプローリストで客室のアップグレードは期待できない会員ランクです。

しかしこの日はガラガラだったらしく、ご厚意でデュープレックススイートにアップグレードしていただきました。

メゾネットタイプとなっており、一階がリビングルーム、二階がベッドルームです。

景色自体はそこまでよくありませんが、天井の窓からの日差しが気持ちよく、明るく開放的であります。

 

廊下はこんな感じ。

メゾネットであることがよくわかります。

セントリックにはラウンジなどもありませんし、びっくりするようなサービスも特にはありませんが、ライフスタイルホテルはそんなもんでしょう。

 

パスタは美味しい

さすがは本場といいますか、イタリアはどこに行ってもピザ・パスタが非常に美味であります。ホテルのご飯は高めですので、食事はそこらへんのお店で済ませました。

 

特に美味しかったのは、 

Puppa BarさんとLa Perla Ai Bisateiさんです。本島の中心部は観光地価格でお高めですが、この辺は中心から外れていますので、地元価格で良心的でした。

そんな中、超絶高額商品も。

€11.00の間違いでしょうし、頼んでみようとも思ったのですが、本当に1100ユーロを請求されたら多分反論できないし破算なのでやめておきました。

 

最後に

ムラーノ島は、ヴェネツィアの主要観光地から若干の距離があり、観光客は敬遠しがちでもあります。

確かに本当に比べて地元住民の街感があり夜も深けるのは早いです。しかしその分ゆったり滞在でき、星も非常に綺麗に見えます。

水上バスを使えばそんなに不便なく中心部へもアクセスできますし、何より運河を散策するのは本島との差はありません。

また、ヴェネツィアマルコポーロ空港へは、本島よりも近く水上バスでの空港アクセスは良好です。個人的に、ずっと人混みにいるのも疲れてしまうので、たまには喧騒から離れるのもアリだなと思うところでした。