世界一周特典航空券で、ルフトハンザのファーストクラスに搭乗しました。その際、フランクフルトのルフトハンザのファーストクラスターミナルを利用しました。
ファーストクラスターミナル
ルフトハンザのファーストクラスターミナルは、その名の通りファーストクラスの乗客と、Miles & Moreの最上級会員のみが利用できます。通常はターミナル1からの出発ですが、一般の乗客と全く顔を合わせる事なく機内まで行くことができます。
ターミナル1やSバーンの駅から徒歩3分程度で到着します。ここを利用する多くの人は、自動車でアクセスするとは思いますが。
ここには税関が常駐しておらず、免税手続きをするには注意が必要です。免税手続きの注意点はこちらをご覧ください。
歩行者用の入り口はかなりひっそりしていますが、ちゃんと歓迎してくれています。エレベーターがあるだけですが、無駄に写真を撮ります。エレベーターが
開いた瞬間に、待ってましたと言わんばかりにお辞儀をされたので、奇行は上に丸見えのようです。
パスポートを見せてファーストクラスの乗客であることを確認されると、たいそう上品なケースに収まった搭乗券が手渡されました。既にオンラインチェックインもしており、免税手続きを終わらせていたため搭乗券は必要ないのですが、乞食魂をくすぐられるところであります。
アメリカ行きのフライトは結構入念に検査されます。保安検査員の方々にも、アメリカ行きであることを確認さえれた上で、『To US!』と叫び他の検査員の方々も若干引き締まった表情に変わります。。。が、実際は拍子抜けするほどチョロい検査でした。日本で経験したアメリカ行きの方が厳しい検査だったように思います。
その間、ずっとルフトハンザの方が隣でずっとアテンドしていてくださり、まさにVIP待遇であります。
保安検査が終わると、搭乗券とパスポートをルフトハンザの係員の方に預けます。
海外でパスポートを手放したのはここが唯一であり、若干不安ではありますが、ここではむしろ預けていた方が紛失の心配がなく安心かもしれません。また、搭乗していなければルフトハンザが把握できるので、入眠してしまっても見つけ出して叩き起こしてくれる為、乗り遅れの心配もなさそうです。
ダイニングエリア
到着時はまだモーニングの時間であり、ありきたりなブレックファストのビュッフェであります。
パンとワインもたくさんあります。毎度のことながら、機内でのシャンパンのためにここでは禁酒です。
パンとコーヒーで時間を潰していたら、ランチタイムになりました。
これでヨーロッパ料理とはお別れであり、これからはメシマズなアメリカに行くことを憂鬱に思いながらシュニッツェルを注文しました。
お肉自体もそうですが、行きの羽田からフランクフルトでのファーストクラス.でも思いましたがレモンが美味しい!これで心置きなくドイツを後にできます。また必ず来たい国であります。
シャワールーム
ワシントンDCまで9時間程度のフライトですが、一応シャワーを浴びておきます。
海外の空港とは思えない清潔さであります。
海外では、シャワーの清掃が数時間に一回で前の利用者後そのまま、というスタイルもありますが、さすがここはルフトハンザの本拠地であります。水滴一つない完璧なシャワールームでした。
搭乗へ
ラウンジ内で少しウトウトしていたところ、最初にアテンドしてくださったルフトハンザの方が見つけ出してくれ、そろそろ搭乗時刻です、と案内してくださいました。
手元に帰ってきたパスポートは既に、シェンゲン域内からの出国が示されており完璧なオペレーションであります。
飛行機までは車で送迎してくれます。
ファーストクラスターミナルからでた目の前にはポルシェ・カイエンがとまっており、内心ウキウキでしたが案内されたのは右奥のフォルクスワーゲンでした。
こればかりはしょうがないですね。
車内では他のファーストクラス乗客と相乗りです。今日のワシントンDCの気温など簡単な話をしてるとすぐに、747-8の横に到着です。
この距離から747を見られるのはまさに眼福であります。
搭乗はタラップですが、747でタラップ搭乗というのもまたいいものです。
L2ドアからの搭乗ですが、ビジネスクラスの乗客はまだ誰もおらず、空港についてから他の乗客と一切交わることのない動線で座席まで到着できました。
最後に
入室条件はなかなか厳しいファーストクラスターミナルですが、アメリカ行きのフライトでも快適に出発できました。海外において盗難の心配が激減するというのは精神衛生上非常にメリットがあります。
ルフトハンザのファーストクラスはANAマイルの特典航空券で発券するのは難しい部類ですが、今回は2区間も発券でき、ANAのファーストクラスを発券するよりは簡単でした。
欧州行きはNH便に拘りがちですが、たまにはルフトハンザ便のビジネスでも経験してみようかなと思うきっかけになりました。