フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港から羽田空港まで、ANAのビジネスクラスに搭乗しました。
地味に遠いCDG
パリ市内からCDGへのアクセスで代表的なものはやはりロワシーバスでありましょう。
オペラから直結というのはやはりメリットがあります。
CDGは地味に遠く、どの手段でも大体1時間くらいかかります。
羽田成田の感覚でオルリーの方が近そうな感じがしますが、オペラ周辺からの時間はORYもCDGもあまり変わりません。
パリでの定宿は個人的にインターコンチネンタル ル・グランなので、ロワシーバスのバス停まで１分もかかりませんが、早めに並んでいないとかなりの混雑で、パリのバスで1時間立ちっぱなしと言うのは厳しいものがあります。
RERにて移動
という訳で、時間ギリギリまでインターコンチネンタルのクラブラウンジで乞食する身としては、バスに座ることは不可能なので、電車での移動です。
オペラからRER A線で一駅隣のシャトレへ、そこからRERのB線への乗換です。RER B線は日本においては治安が悪いと有名ですが、実際に乗るとパリ北駅を出ると途中駅に止まらないか、一駅のみ停車するだけの列車なので、治安を不安に思ったことは一度もありません。
車内で歌い出してチップを貰いに回る2人組とかに遭遇したことはありますが、無視すれば何事も起きません笑。音楽でチップを要求されるのはRER B線に限ったことではなく、パリでは割とあることです。
Aeroport Ch.de Gaulle 1で下車すると、無料のターミナル間移動列車のCDG VALに乗り換えです。
Parkingという何の捻りもない駅名が面白くあります。
CDGにて
スターアライアンスはCDGではT1を利用します。
T1は円形のターミナルで、できた当時は先進的だったんでしょうが、景色が変わらないのでグルグル回ってるとどこにいるのか分かりにくくなり、40年も使っていると老朽化も激しいものがあります。
PSGのスポンサーのカタール航空の広告が、スターアライアンスのターミナルにあるのも一興であります。
チェックイン
今回の旅程は、シドニー発券の復路でアップグレードの対象運賃ではありませんでした。
（詳しい発券内容・PP単価などはこちら）
しかしながら、THE Roomを期待してMクラスで予約した往路は、アップグレード連敗でかなりの疲労感がありました。
復路はダイヤモンド会員限定の最終手段である、2倍のアップグレードポイントを消費して、ビジネスクラスにアップグレードしました。
フランス・イギリス発便は、エコノミークラスとビジネス・ファーストでは税金が異なり追加徴税されましたが、14時間の事を考えると妥協であります。
スターアライアンスラウンジへ
CDGでは、2023年の10月から2つ目のスターアライアンスラウンジが供用開始しています。
かねてからあるラウンジは、円形ターミナルのレベル10の保安検査前にありました。しかし、新しいスターアライアンスラウンジは、長距離便が発着するサテライトエリアにあり、保安検査後のエリアで時間の心配をしなくて済みます。
壁にはパリの夜景（白黒）の画があり、Diorっぽくあります。
ラウンジ内はパリらしくワインセラー完備のバーカウンターとダイニングエリアがありましたが、あまりの大混雑で写真は撮れませんでした。
丁度30分ごとに、羽田・仁川・北京と東アジアへの出発便が連続していたためでしょう。
ラウンジの目の前には、これから乗るANAのスターアライアンス塗装機が駐機しており、エールフランスの本拠地のT2近くにコンコルドを遠目に見ることもできました。
さすが新しいだけあって全体的にかなり綺麗でした。シャワーは浴びていませんが、トイレは今まで見た海外の中でもトップクラスの清潔さです。それでもウォシュレットはありませんが。
機内へ
いよいよ搭乗ですが、目の前にあったのは伊丹空港でよく見る景色のダイヤモンド行列であります。フランス人の空港職員のお姉様が、「ダイヤモンド会員多すぎて草」みたいなことを言っていました。
お世話になるのはJA872Aのスターアライアンス塗装機で、座席は何の変哲もないビジネス スタッガードであります。
機内食
慣れ親しんだパリも離れ、出発後1時間で機内食であります。
18：30出発便なので、結構お腹も空いてくる頃です。
この日のメニューはご覧の通りであります。海外発なので洋食をチョイス。
アミューズ
アペタイザー
メインディッシュ
デザート
どれも若干フランスを意識しているようなメニューでした。
基本ホテルラウンジの乞食で食事を済ます身としては、フランスで普通のレストランでコースを、なんてことをしたことがないので、これでフランスでのフレンチコースを実質達成ということにしています。
ライトミール
フランスではかなりの弾丸スケジュールで歩き回っており疲れており、基本食っちゃ寝しかしておらず早いフライトでした。
が、まぁやはり一風堂は食べておこうかと注文。
食べたらまた就寝、起きたらもう北京あたりという体たらくであります。
最後にビジネスクラス全員に食事を勧めていましたが、ほとんどの方が和食をチョイスしていた感じで、やはり日本人なんだなぁと感じるものであります。
最後に
通路側だった為ほとんど景色もみず、ただ寝て過ごしただけのフライトでした。到着はT2ですが、TIATの到着案内はT3のものも全便表示されており、お迎えの人は逆に混乱しそうです。
ANAのパリ路線はこの時点では週3往復ですが、今後オリンピックも控えデイリー運航となり、搭乗率もかなりあったので、いつかはTHE Room搭載の77Wも投入して欲しいものです。
